2015/03/20

帰宅困難者シミュレーション「東京てんでんこ」〜池袋・雑司ヶ谷から清戸道を西へ〜 開催予定!

ブロガーでも告知します。
明日、実施します!

ゼルコバムービーズでは、
長距離ウォーキング「東京てんでんこ」
〜池袋・雑司ヶ谷から清戸道を西へ〜
という、帰宅困難者シミュレーションイベントを主催します。

簡単に言えば、町を歩くウォーキングです。防災、減災イベントでもあります。

日時 3月21日(春分の日
   午前10時出発

集合場所および起点 文京区清戸坂
終点 清瀬駅
※途中の駅、あるいは自宅を終点にしていただいてかまいません。
東村山や所沢などに自宅があるかたは、そこが終点です。
《コースの概要》
清戸坂−学習院横目白駅前−落合−中野江原町−新江古田豊玉−練馬駅前−西武池袋線添いを(中村橋駅、富士見台駅、練馬高野台駅、石神井公園駅、保谷駅−東久留米・黒目川−東久留米大門大橋−清瀬駅
約6時間です。ヘタレな人は8時間です。

これはあくまで訓練ですので、途中リタイアの方が電車で帰宅できるように大江戸線や西武池袋線沿いを歩きます。
小休止、大休止は、なるべくしません。
食事休憩を行うかどうかは当日考えます。参加者の徒歩のスピードにばらつきがあり、途中で離ればなれになってしまっても、まとめることはしません。
てんでんこです。

最少催行人員は1名です。
つまり私ひとり……。

一応、参加を募集しますが、みなさんに強くお誘いはしません。
なぜなら、みなさんは、きっと私より歩く速度が早く、私がついていけなくなってしまう恐れがあるからです。

このイベントは、東京で直下型地震が発生し、徒歩で帰宅せねばならなくなったときの帰り道を確かめることがひとつの目的です。
ちなみに、23区に津波が来たら、ビルの上の階に上がりましょう。

このシミュレーションは山手線内から西へ帰宅するコースです。
もちろん、本当に大地震が発生したら、道路を徒歩で移動することも困難なのかもしれませんが、おおまかに道程を知っていると
安心できます。

なお、仕事の都合によって、私自身が参加できない場合もあります。
そのときは、文京区の清戸坂の起点に集合された方、ダマされたとは思わず、自分自身のために、てんでに出発してください。
あくまで、てんでんこです。
てんでばらばらに避難しましょう。

途中に自宅がある方や、清瀬方面に向かわず、別の方角の自宅へ避難する方もどうぞ。

なので、参加する方は各自地図を持参ください。
本当に大地震が発生したら、おそらくスマホは使用不可能になると思われますが、今回は訓練ですのでスマホの地図でもかまいません。

今回のイベントは行事保険等の手続きは行っていません。
フラッシュモブ的に自己責任で集まり、自己責任で長距離ウォーキングを行う考え方です。

集合場所の清戸坂は、池袋から行くと、雑司ヶ谷鬼子母神のさらに先で、不忍通りと目白通りが交差するT字路にあります。
日本女子大の裏口近辺です。
運が良ければ、女子大生と遭遇できます。
でも壁際から構内をのぞき込んではいけません。
しょっぴかれます。

文京区の清戸坂とは、江戸時代、清戸村に行く坂という意味で名付けられたそうです。清戸とは現在の清瀬市にある上清戸、中清戸、下清戸の村の総称です。

清戸坂から始まる清戸道は、江戸時代、清戸村の農家の方がお江戸に野菜を運ぶ道でもありました。
農家の方は帰路、お江戸の人々の下肥(したごえ)(糞尿の肥料)を持ち帰ったそうでうす。
現代のリサイクル精神にも似た循環的な取り引きだったようです。

この道は、時代を経て、目白通りと呼ばれるようになりました。
歴史的な意味からも重要な古道です。

ところで、内閣府の「首都直下地震発災時における帰宅困難者等対策」では、地震発生直後の徒歩による帰宅を抑制しています。
なので、今回のイベントは、大地震発生の数日後に徒歩で帰宅するという想定です。

写真は、このイベントのためのデジタルチラシです。手書きで作ってみましたが、やっぱりヘタだった。とってもはずかしい。自虐的に掲載。拡大して見ないでね。



この地図の赤い線が予定のコースです。ただし、当日、変更になることがあります。